パソコンの選び方と買い方

外付け DVD ドライブの選び方

最終更新日 2011年08月22日

外付け DVD ドライブとは

外付けDVDドライブとは、パソコンに内蔵している光学ドライブと違って、USB 接続等でパソコンとは独立した形で使う機器です。容易に移動でき他のパソコンで使うこともできますので便利です。

最近は、外付け BD ドライブが注目を浴びており、いずれは外付け DVD ドライブにとって変わるでしょう。しかし、外付け BD ドライブの価格が高く、BD メディア単価も、まだ低価格化が十分進んでいません。一方外付け DVD ドライブの価格は随分と安くなり、DVD メディア単価も安くなりました。DVD は、BD と比べたら容量は小さいですが、十分実用性ある容量がありますので、まだまだ外付け DVD ドライブを購入し、DVD メディアを使用するのが経済的です。

接続インターフェースの確認

USB2.0 があれば十分

多くの外付け DVD ドライブは、USB2.0 に対応しています。USB2.0 は、古いパソコンでない限り、どの機種にも搭載されている外部インターフェースです。IEEE1394 ( i.LINK ) に対応した外付け DVD ドライブも昔はみられましたが、最近はパソコン、外付け DVD ドライブ両者であまり見られません。

USB2.0 は、USB1.1 と互換性がありますので、もしパソコンに USB1.1 しかついていなくても外付けDVDドライブの USB2.0 と接続できますが、転送速度は USB1.1 の速度 12Mbbs となり USB2.0 の転送速度 480Mbbs はだせません。

USB2.0 よりも転送速度が速い USB3.0 もありますが、USB3.0 の転送速度を必要とするほど、DVD の読み書き速度の向上は難しいため、USB3.0 に対応した外付け DVD ドライブは少ないです。

USB2.0 よりも転送速度が速い eSATA

最近の新しい外付け DVD ドライブには、eSATA と呼ばれる外部インターフェースに対応している製品があります。eSATA は、USB2.0 と比べ、2倍以上のデータ転送速度が速いので、DVD への書き込み時間の短縮化等を実現します。大分、eSATA の外部インターフェースを持つパソコンが見られるようになりましたが、外付け DVD ドライブは、eSATA の転送速度を十分活かすのは難しく、普及している USB2.0 の転送速度で十分なため、eSATA に対応した外付け DVD ドライブは少ないです。

USB 転送速度向上機能

USB2.0 は、十分データ転送速度が速いですが、実際は、理論値の 480Mbbs よりも遅い転送速度となっています。そこで、データ転送速度の向上を担う機能が付けられた外付け DVD ドライブが登場し、このような機能は、バッファローではターボ USB と呼ばれています。

このデータ転送速度向上機能により、さらなる DVD 書き込み速度の向上が実現し、バッファローの上位の新モデルは、DVD±R の書き込み速度が、24倍速まで到達しています。転送速度向上機能が無くても、十分 DVD への書き込み速度は速いものですが、数十秒の差を重視し、できるだけ速く書き込みを完了したい方は、データ転送速度向上機能が付いた外付け DVD ドライブがおすすめです。

対応 DVD メディアの確認

主要 DVD メディア DVD-ROM, DVD±R, DVD±R DL, DVD±RW, DVD-RAM 対応は基本

DVD ドライブは、どのメディアに対応しているかによって名称がつけられています。昔は、DVD ドライブの名称から、対応 DVD メディアの種類が判断できました。しかし、最近は主要な DVD メディアに対応しているスーパーマルチドライブが主流です。そのため DVD ドライブの名称を見て、対応 DVD メディアについて確認する必要性はありません。もう DVD ドライブは、主要な DVD メディアに対応しているのが標準的となりましたので、スーパーマルチドライブという名称さえ見られない事も珍しくありません。

ただし、中古の DVD ドライブや、型落ち DVD ドライブの中には、主要な DVD メディアに対応していない製品が存在しますので、選ぶときは注意が必要です。

DVD-RAM 対応でもカートリッジ非対応の場合あり

DVD-RAM には、カートリッジで保護されたものと、そうでないものがあります。またカートリッジから、取り出せるタイプもあります。外付け DVD ドライブにはカートリッジ対応と非対応のものがあります。カートリッジに入ったままの DVD-RAM をそのまま使用したい場合は、カートリッジに対応している外付けDVDドライブを選ぶ必要があります。

DVD 規格

DVD のメディア名は、規格名でもあります。以下は DVD 規格の一覧と特徴を記載したものです。ちなみに、上記の主要 DVD メディアから外れるのは、DVD±RW DL です。需要が少ないせいか、DVD±RW DL に対応した外付け DVD ドライブはあまり見られません。
DVD-ROM
DVD-ROM は、主に市販の映像ソフトに使われている再生専用メディアです。よって、書き込みはできません。DVD ドライブなら、必ずと言って良いほど対応しています。
DVD-R
1度だけ書き込みが可能です。容量は 4.7GB となります。DVD-R メディア単価が安く、書き込みが行われた DVD-R はパソコンに限らず様々な光学ドライブ搭載機器にて正しく読み込みできる可能性が高いので、国内で広く普及しています。
DVD+R
1度だけ書き込みが可能です。容量は 4.7GB となります。DVD-ROM に近い性質を持たせられるため、DVD プレーヤー等で問題なく再生させる可能性を向上させやすかったですが、DVD-R よりも遅れて出てきた規格だった事もあり、国内では DVD-R の方が人気がありよく使われます。
 
DVD-R DL
1度だけ書き込みが可能です。DVD-R と違い、片面に2層書き込めるようになっており、容量は 8.5GB となります。
DVD+R DL
1度だけ書き込みが可能です。DVD+R と違い、片面に2層書き込めるようになっており、容量は 8.5GB となります。
DVD-RW
繰り返し書き込みが可能です。1000回以上の書き換えに耐えられるよう作られています。容量は 4.7GB となります。
DVD+RW
繰り返し書き込みが可能です。1000回以上の書き換えに耐えられるよう作られています。容量は 4.7GB となります。
DVD-RW DL
繰り返し書き込みが可能です。1000回以上の書き換えに耐えられるよう作られています。DVD-RW と違い、片面に2層書き込めるようになっており、容量は 8.5GB となります。
DVD+RW DL
繰り返し書き込みが可能です。1000回以上の書き換えに耐えられるよう作られています。DVD+RW と違い、片面に2層書き込めるようになっており、容量は 8.5GB となります。
DVD-RAM
繰り返し書き込みが可能です。専用のソフトウェアを使用せずに、データの書き込みが行えます。つまり、ファイルをドラッグ&ドロップで書き込んだり、コピー&ペーストで書き込んだりできます。ハードディスク上のように、ファイルの追加書き込みや、削除が容易にでき、10万回以上の書き換えに耐えられるよう作られています。そのため、頻繁にバックアップデータを書き込みたい方や、一時的にデータを持ち運ぶために使用したい方に向いています。

DVD-RAM は、他の規格の DVD に比べて傷等の影響を受けて読み書きエラーが起きやすいため、カートリッジに入ったものと、入っていないものがあります。最近は、DVD-RAM の耐久性が上がった事もあり、カートリッジに入っていない DVD-RAM が多いです。

容量は、片面のみ書き込み可能な DVD-RAM であれば 4.7GB 、両面に書き込み可能な DVD-RAM であれば、9.4GB となります。

著作権保護技術 CPRM 対応

地上デジタル放送等、一回のみ書き込みが可能な映像コンテンツの記録や、そのような映像コンテンツが保存された DVD の再生には、CPRM に対応した外付け DVD ドライブが必要です。

地上デジタル放送の映像データの書き込みや、再生に使用する場合は、CPRM に対応しているか確認する必要があります。

書き込み速度と読み込み速度

外付け DVD ドライブを販売しているショップでは、基本的に最新の外付け DVD ドライブを販売しますので、書き込み速度と読み込み速度があまりにも遅いような、古い外付け DVD ドライブはありません。しかし、一応幾つかの機種を比べて両者の速度を見ておきたいです。それで、今の外付け DVD ドライブが持つ最高速度がだいたいわかると思います。

DVD の書き込み速度と読み込み速度は、まだ伸びると思われますが、CD の書き込み速度は、16倍あれば十分といわれています。それ以上の速度であっても書き込み終わるのに数分違うだけです。もし、できるだけ書き込み速度が速い外付け DVD ドライブを選びたいのであれば、各メーカーの書き込み速度が速い上位モデルを比較する必要があります。

CD と DVD の読み込み速度は速いほどいいですが、今の読み込み速度は十分すぎるほどで、ショップによっては、読み込み速度は記載していないほどです。

付属ソフト

どの製品にも、付属ソフトとして書き込みソフトがついています。既に書き込みソフトをお持ちの場合、あまり必要ないかもしれませんが、外付け DVD ドライブの上位機種には、高機能な書き込みソフトがついていることが多いので、パソコン上級者に人気があります。

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